六龍鉱泉 |
住所 | 台東区池の端3-4-20 | ||
最寄り駅 | 東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分 | ||
営業時間 | 15:30〜24:00 | ||
定休日 | 月曜日 |
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やや黒ずんだ赤褐色 |
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浴槽数 | 2 |
浴槽配置 | 関東式 |
普通 | 高温 | 水 | 檜 | 岩 | 軟水 | 薬湯 | 鉱物 | ラド | ボマ | 泡 | 電気 | 座寝 | 打湯 | 立シ |
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広さ | ![]() ![]() ![]() |
湯温 |
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気分 |
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脱衣 |
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湯質 | 弱アルカリ性 含メタ珪酸 Na-炭酸水素泉 |
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カラン | 水道水 |
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サウナ | なし |
交通 |
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販売 |
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飲料 |
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休憩 |
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入り口 | ランドリー | 煙突 | 縁側 | 庭池 | 破風 | 2F | 体重 |
フロント |
◎(裏手にあり) |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
× |
○ |
[新着情報:2020.11.14]
六龍温泉は今回、砂利が混じってしまって閉店になりましたが、辿れる限りは開店は昭和2年からありまして、源泉の水位が下がりすぎたのでしょう。
根拠としては、過去には、この場所は深い位置では旧石神井川による大渓谷が形成され、現行の石神井川は(見た目上は)飛鳥山公園の北側で渓谷から離れて隅田川に流れ込むようになってしまいました。
その後は染井霊園から藍染川という川がやや細々と地上を流れていました。ただ、細々ととか旧石神井川とか言っていますが、渓谷内では今でも石神井川からの十分な地下河川流れ込んでいます。
それこそ最寄りの東京メトロ千代田線根津駅では、小さい流れが見えるどころか音がする程です(この駅も渓谷内になっているので、駅の構造は「単式ホーム1面1線上下2層構造」になっています・・・かなりの大渓谷ですね)。しかし六龍鉱泉の掘削深度では、砂礫層・・・つまり過去の海岸線にあたるところが現在の源泉になっていた位置になってしまったために砂が混じってしまった、ということです。
また、すごく古くからの常連さまからは「昔はもっと濃い黒だったのだがなぁ」と教えていただき、過去の源泉地質が変わってしまったのは確かなようです。もっとも、黒が濃ければ温泉成分が濃くなるとは言い切れませんが。
[新着情報:2007.03.28]
いつの間にか(笑)、番台からフロント形式に改造されてました。また、泉質も「味覚的」に以前(1〜2年前)から変化したようです→色はやや薄くなったけれど、ミネラル分(重曹・食塩等)が増えて味が濃ゆくなりました。また、すぐ近くにあるほぼ同じ泉質の「水月ホテル鴎外荘」の温泉名が「鴎外温泉」と表記することになりました。
上野公園のすぐ西側の、小さな旅館街にある温泉です。浴槽は、すべて温泉で、高温と中温の2つです。とにかくお湯が熱い!!その証拠にというか、木のかき混ぜ棒が用意されています。中温でもほかの場所の高温って位だと思っていい位です。まあ、我慢すれば入れるけどね。元々san@riumのメンバーはサウナによく入ってるし、他の場所でも熱い場所もあったから熱いのには慣れてるので、そこまでなんてコトはなかったんだけど、初めて訪れた人が、悶絶しながら(笑)はいっていたのが印象的でした。 ちなみに、設備は古くからあるのでさすがに古かったです。シャワーつきのカランは壁際にあるもののみ。天井の高さは、破風作りの玄関の銭湯だったらこの高さになるかなって感じの高さ。タイル絵は錦帯橋。入り口の欄間の擦りガラスは旧字体の「六龍鉱泉」。さすがに伝統があるって感じです。お湯の味はあっさりで、成分がかなり多いにも関わらず色が薄く飲みやすいです。近所のヒトがペットボトル持ち込んで蛇口から汲んで、大事に持ち帰ってました。
さて、その大事に持ち帰ってまでも求めて、さらに開店前に並んででも一番風呂を目指そうとするこの貴重な霊泉の内容を余すことなく紹介しましょう。下記は、六龍鉱泉内に貼ってある、検査書ならびに主治効能の全文です。(但し、旧字体で表記出来ない物は一部、常用漢字にて填用しています)
本水毎一リットル中ノ固形物総量ハ一,二八九五グラム、熾灼減質量ハ○、一四一○グラムナリ。以上ノ試験成績ニ據レバ本水ハ療養泉タルノ性質ヲ具有スルモノト認ム。 |
第四三六号 六龍鉱泉 私見検査書 一、鉱泉 壱種 依頼者 野神丑蔵殿 湧出地 東京府東京市下谷区上野花園町十四番地 目的定量分析 試験ノ為当初ニ提出シタル鉱泉ハ帯赤褐色ノ液体ニシテ、微量ノ異物ヲ認メ、異臭無ク、「ロゾール」酸ニ対シテ「アルカリ」性反応ヲ呈ス。 比重ハ摂氏十五度ニ於テ一、〇、〇一五ニシテ、毎一キログラム中ノ固形物総量ハ一、二七七〇グラムナリ。 本水ハ其集成ニ於テ概略次ノ成分ヲ含有スル溶液ニ相当ス。 重炭酸カリウム 〇、二五六二グラム 重炭酸ナトリウム 一、三五八一グラム 炭酸ナトリウム 〇、〇三九六グラム 水酸化ナトリウム 〇、〇〇〇七グラム 硫酸亜酸化鉄 〇、〇〇〇六グラム 重炭酸亜酸化鉄 〇、〇〇五七グラム 硫酸アルミニウム 〇、〇〇九五グラム 重炭酸カルシウム 〇、〇二八三グラム 重炭酸マグネシウム 〇、〇五一一グラム 珪酸メタ 〇、〇八五七グラム 昭和六年十月十五日 東京市衛生試験所 |
主治効能 一、胎毒、瘡毒、あせも、ただれ、水虫、打身、切りきず、あれ症の人 二、慢性胃腸病、慢性腹痛下痢症、食慾不振、痔疾、脱肛 三、慢性婦人病、帯下、足腰冷込み、のぼせ、ヒステリー、産前産後 四、慢性神経痛、中風症、動脈硬化、ロイマチス、肩のこり 五、慢性胃腸カタル、糖尿病、膀胱、夜尿症 六、腺病、神経衰弱、病弱貧血症、殊に手術後の人 |
オススメ度 |
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